F.G.Lab [未来ガジェット研究所 figma支部]

「STEINS;GATE」関連の1/12ガレージキット・その他よろず模型製作の日々。
F.G.Lab [未来ガジェット研究所 figma支部] TOP  >  小物製作 >  HappyPrintersに行ってきました

HappyPrintersに行ってきました

IMG_0849.jpg

東京・原宿にオープンした「世界一ワクワクする印刷工場」HappyPrintersにお邪魔してUVプリンタをお借りし、アクリルなどに印刷をしてきましたヽ(`Д´)ノ

#ご注意:以下の記述はすべて「2014年4月時点」の情報です。
最新情報はお店のサイトをご確認ください!


一般家庭でPC用プリンタが使用できるようになったことで、我々模型趣味の人間は様々な恩恵を被るようになりました。
しかしながら、インクジェット・レーザーなど様々な印刷方式でいまだ一般的とは言えないのが
・白インクを用いての印刷
・水に濡れても問題のない印刷
であります。
白インクが使えないと自作デカールなどは表現の幅が狭まってしまうんですよね…

一部の特殊なプリンタ(アルプス電子のMDプリンタとか/販売終了)のみ対処可能な上記問題点ですが、業務用のUVプリンタであれば白インクが使用可能であり、また、インクジェット方式でインクを吹きつけた後、紫外線(UV)を照射してインクを硬化させることでプラスチックやアクリル・金属などの硬質な素材に対しても印刷可能、しかも印刷後はそれなりの強度を保つため濡れても問題なしという…レーザーカッター同様、ある意味模型趣味人の夢の道具と言えましょう。
もちろん万能ではなく、白インクが模型用ラッカー塗料と相性が良くない(クリアを上から吹いたりすると泡が生じたり変性したりするケースがある模様です)、軟らかくて吸い込みがない素材に印刷した場合、曲げると印刷が割れてしまうなどの弱点もあるそうです。

このUVプリンタをお借りして持ち込んだ素材に印刷できるお店がHappyPrintersさんであります。
IMG_0847.jpg
お店への行き方・道順はサイトを参照しましょう。けっこうわかりにくいところにありますので、迷うかも…
また、様々な素材への印刷は可能でも、モノによって向き・不向きは当然ありますし、同じアクリルでも製法(押し出し/キャスト)によって定着が変わるそうです。この辺はお店でも相談に乗っていただけます。
IMG_0848.jpg
店頭には印刷サンプルがたくさん。鳥の羽根にも印刷が可能だとか…
IMG_0852.jpg

IMG_0849.jpg
こちらが今回の主役、UVプリンタ様。

まずはこれまでアクリル板にカッティングシートを貼付することで作成していた音符ベースを印刷で作成できないか実験してみました。
音符ベースの素材は「キャスト材」のアクリル板なのですが、こちらは少々インクが定着しにくいとのこと。
このため、いったんプライマー(ミッチャクロンでした)を塗布する必要があるのだそうです…なお、この作業は依頼者自身が実施することになります(笑)。スプレー塗装に慣れてて良かった…!
プライマーが乾燥するまでの間に紙にテスト印刷を行い、印刷範囲の確認と印刷対象になる素材の固定位置の確認を行います。
このテスト印刷用紙の上にアクリル板を配置して本番印刷開始!

今回の場合、プライマー塗布した表面の全体に模様がのるわけではなく、そのままだとベタついてしまうということでさらに透明インクを使用しての上書き印刷もお願いしています。
R0011951.jpg
インクジェットは吹き付ける印刷であるため、ちょっと荒目の梨地っぽい感じ(左側。右はこれまでのカッティングシート仕様)になりました。これはこれで!
R0011952.jpg
ちょっと分かりにくいので下に絵を置いてみました。チョイスに他意はありません。
続いて、デカールへの印刷を試してみます。
以前作った1/144ガンプラ用のデータを使用し、WAVEのクリアデカール(前述のアルプスプリンタ用)に印刷してもらいました。初めて扱う素材ということでお店の方も興味津々。
IMG_0856.jpg
きれいにできましたー!
定着具合を確認するべくお店の方が容赦なくセロハンテープを貼りつけてべりっ!…はがれませんでした!素晴らしい。
持ち帰りプラモデルへの貼り付けテストを行いましたが、このくらいなら曲げても割れませんでした。
R0011849.jpg
また、貼り付け後にMr.ホビーのマークソフター(デカールのフィルムを軟化させて曲面に密着させる液体)を使用してみましたが、問題ありません。これは模型用オリジナルマーキングの幅が広がりそうです。
R0011853.jpg
お気付きの方もおられると思いますが、白インクで透けないように印刷を行う場合、結構厚くなります。このため、小スケール模型のコーションレターなどに使用すると違和感があると思われます。
R0011851.jpg
また、先に記載しましたが、模型用ラッカー塗料とUVインクの相性が良くないそうで、トップコートとしてスーパークリアなどを上塗りするとインクが溶けて発泡したりすることがあるため、水性トップコートを使用することが無難なのだとか。
メリット・デメリットを理解して使用すれば模型製作の強い味方になってくれそうなUVプリンタ、一度お試しあれ!
関連記事
[ 2014/06/08 20:58 ] 小物製作 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

GFFM(ゴムの人)

Author:GFFM(ゴムの人)
GUNDAM FIX FIGURATIONのレビューサイトとかやってます。
現在Steins;Gate病罹患中。1/12サイズフィギュア用の小物をガレージキット化してイベントに参加したり。
Twitterの方が情報早いです)

ダイバージェンス
Amazonリンク